雨漏りを放置するとどうなる?
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このページでは「雨漏りを放置するとどうなる?」をご紹介しています。
雨漏りの被害としてまずは雨水の侵入が考えれますが、雨漏りをそのまま放置した場合は被害はそれだけに留まりません。
雨漏りを長期間放置してしまった場合、雨漏りの二次被害、さらには三次被害と建物にも身体にも深刻な影響が出てしまいます。
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このページで学べること
- 雨漏りが二次被害に及んだ時点で、建物の資産価値や機能を著しく低下させる
- 雨漏りの被害が三次被害まで及べば、様々な甚大な被害が建物、そして身体に及ぶ
雨漏りを放置した場合の二次被害
雨漏りが発生すると、まず雨水が屋内へと侵入してきます。
それを一次被害とした場合、天井にシミができたり室内にカビ臭い匂いが漂ったりしてしまった時点で、雨漏りは二次被害に達していると考えられます。
天井にシミができている時点で、天井板をめくってみると建物の柱部分にまで腐食が進んでいるケースも多いのです。
その場合、雨漏り箇所の修理のみでなく室内のクロスの張替えや、最悪の場合建物のリフォームを検討しないといけない必要に迫られます。
雨漏りが二次被害に及んだ時点で、建物の資産価値や機能を著しく低下させ、雨漏り修理費用以外に多額のリフォーム費用が必要となっているケースも珍しくないのです。
雨漏りを発見したら絶対に放置しないでください。
二次被害の段階でも被害は甚大ですが、放置してしまうとさらに大きな被害をもたらす三次被害へと繋がってしまいます。
さらに恐ろしい雨漏りの三次被害
雨漏りの被害が三次被害まで及べば、様々な甚大な被害が建物、そして身体に及びます。
以下で様々な事例をご紹介しますが、やはり雨漏りは放置をすべきではないというのがおわかりいただけると思います。
・シロアリ発生
シロアリは木を主食とする昆虫というのはご存知かと思います。
しかし、シロアリは湿った柔らかい木を好むというのはあまり知られていません。
という事は、雨漏りで湿ってしまった住宅の柱はシロアリの大好物という事になってしまいます。
シロアリの別名は「住宅の癌」です。
雨漏りを放置するとシロアリに巣を作られてしまい、最悪の場合は住宅が倒壊する危険性があります。
・シラミ、ダニ、ゴキブリの発生
雨水が侵入して暗く湿った環境になってしまった屋根裏は、シロアリのみでなくシラミ、ダニ、ゴキブリが発生する温床となります。
シラミやダニは刺されると強い痒みを引き起こしアレルギーの原因にもなります。
ゴキブリは様々な病原体が体に付着しており、様々な疾病を引き起こす原因にもなり衛生面でも決して好ましくありません。
・漏電の危険
部屋の壁に備え付けのコンセントや天井裏に通っている電気コードなどが濡れてしまうと、漏電が起こる危険があります。
特に戸建ての場合は、天井裏に電気配線が通っている場合が多いので注意が必要です。
漏電のリスクは感電や火災といった命に関わる事故に繋がるものばかりなので、三次被害の中でも最も気をつけなければならない被害です。
・様々な健康被害
雨漏りは建物だけでなく、そこに住んでいる人々の健康にまで影響を及ぼします。
雨漏りが原因で発生してしまったカビや、そのカビを餌として群がってくる害虫による被害には以下のようなものがあります。
・気管支肺アスペルギルス症
・気管支喘息
・アレルギー性結膜炎
・アレルギー性鼻炎
ここであげた事例は雨漏り被害のほんの一部となります。
どれを見ても建物だけでなく生活や健康にまで被害を及ぼすことがわかりますね。
これらの恐ろしい被害も、全ては小さな雨漏りから始まるという事を忘れないようにしましょう。